前回のブログ
猫のトイレで1日に何度も必要な手入れと、ニオイが気になったら2段構造の「システムトイレ」がオススメ
この続きですが、前回のおさらいを簡単にしておきましょう。
「猫砂の手入れや掃除の手間」と「部屋にこもるにおい」が気になってきた。そこで、猫のトイレで良いものはないのかと探し、行きついたのがシートとチップを使う猫用システムトイレでした。我が家では、2匹の猫が1つのトイレを共用しています。
今回のブログでは、猫用システムトイレのメリット・デメリットや、複数猫を飼っている場合のオススメのトイレシートを紹介します。
猫砂だけを入れたトイレから、シート(マット)とチップを利用したシステムトイレに変更したことで、日々の手入れがとても楽になりました♪
(我が家の場合)チップの交換は週に一度、トイレシートの交換は週に二度。
その他の手入れは、ウンチの掃除だけです。
日に何度も猫砂を取り除くことと比較すると、その手間はとても軽減されました。
初めて使った猫用システムトイレが、花王のニャンとも清潔トイレでした。
手入れは楽でも、使い続けるうちに色々と不満が出てくるんです。
うちの場合、2匹飼っているので、その視点で見てみます。
猫用システムトイレの不満はランニングコスト
『手入れが楽』な猫用システムトイレでも、使い続けるうちに不満が出てきます。
不満の第一は、シート(マット)とチップのランニングコスト。
システムトイレの場合、この二つは消耗品なので必ず交換する必要があります。
猫砂だけのトイレと比較すると、これだけで費用がかさみます。
少しでも安く買いたいと思い、アマゾンや楽天で探しても、ホームセンターで販売している価格と、そんなに変わらないのです。
システムトイレを使い始めた当初、シートとチップは『ニャンとも清潔トイレ』の純正品の『脱臭・抗菌チップ』と『脱臭・抗菌マット』を使っていました。
『花王 ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌マット』
この二つはヒノキの香りが爽やかで、自然のものを使っているような安心感がありました。
しかし、この二つが高いんです。。。
先に書いたように、アマゾンや楽天でもたいして安くないのが実情です。
ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌マットの不満
ニャンとも清潔トイレの純正品「脱臭・抗菌マット」を使い続けるうちに出てきた不満は以下のようなものです。
脱臭・抗菌マットは交換時の処理がしにくい
マットを使い続けるうち、交換時の処理がしにくいのが不満となってきました。
マットを交換するとき、トレーを引き出し、マットをごみ袋に入れるわけですが、素材が紙ではないため丸めるわけにもいかず、コンパクトになりません。
二つ折りにはできますが、マット自体にそれなりの大きさと重さがあるため、ごみ袋に入れにくいのです。
そして、我が家のように多頭飼いだと、尿の量も多くなるので、重くなってしまうのです。
専用の道具を使いトレーからマットを持ち上げると、重みでたわむような多量のおしっこをした場合、ごみ袋に入れる際、途中で折れそうで、ドキドキしたこともありました。
そんなこんなで、週に二度の交換作業のたびに、少しずつ不満が溜まっていきました。
ニャンとも清潔トイレ マットの色の不満(不安)
脱臭・抗菌マットは針葉樹のシートということで、色が茶色です。
この色のせいで、猫の尿の色が分かりません。
うちの弟猫は、飼いだしてすぐのとき、まだ生後半年くらいで『下部尿路疾患』になってしまったのです。
この病気は、尿管に細かい砂のようなものが詰まってしまい、おしっこが出なくなるのです。
トイレに入るものの、なかなか出てこないことに気づきました。
その時、マットを見ても、尿が出ているのか、出ていないのか、一目で判断できませんでした。
『下部尿路疾患』については、またの機会に書きますが、命に係わる病気なので、とても心配しました。
このことがキッカケで、おしっこが出ているか出ていないのか、ハッキリ分かる紙製のおしっこシートじゃないとダメと感じ、シートタイプに変更したのです。
この経験から脱臭・抗菌マットの色に関しては、不満というより不安と言ったほうが良いかもしれませんね。
※現在は尿の色が分かる「ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌シート」が販売されています。
『下部尿路疾患』がキッカケでマットから猫用トイレシートに変更
弟猫の病気、『下部尿路疾患』以降、尿の色が分かるトイレシートを使っています。
マットからトイレシートに変更後、しばらく使っていたのが「ライオンのひのきでニオイをとるシート」でした。
ニャンとも清潔トイレや脱臭・抗菌チップと同じく針葉樹の香りがして、交換した時の爽やかさが気に入っていました。
さらには値段もマットより安いため、ランニングコストが抑えられたのも良い結果となりました。
参考までに、近くのホームセンターで値段を調べたところ。
花王の針葉樹のトイレマットは、6枚で550円程度なので、一枚91円程度
ライオンのヒノキでニオイをとるシートは、12枚で630円程度なので、一枚52円程度。
これくらいランニングコストが、変わってきます。
しかし、困ったことが出てきました。
トイレシートは、週に二度ゴミの日に交換していたのですが、保水力が不足して、トイレシート交換時にトレーにおしっこが漏れることがあったのです。
ランニングコストのこともあり、出来れば、週に二度のゴミの日に処理したいという気持ちがあったのですが、不安になってしまい、週に3度の交換を繰り返していました。
これが、やがて不満に変わっていきました。
二匹の猫でオススメのトイレシートは デオトイレ複数ねこ用
猫の尿の色が分からない・保水力不作などの不安と不満が出てきた、猫用トイレシートで、2匹飼っている我が家が行きついたのは、ユニチャームの複数ねこ用の消臭・抗菌シートです。
現在飼っている猫は、我が家で初めて飼ったので、他の猫との比較ができないのですが、どうやら尿の量が多いようなのです。
特にお兄ちゃん猫はよく水を飲むので、トイレに入った時、音が聞こえるくらいのおしっこをします(笑)
商品説明には「閉め切った部屋でも1週間ニオわない」と書かれていますが、我が家で1週間も使い続けると、猫の尿量が保水力を上回り、あふれてしまいます。
でも、週に2度の交換であれば、保水力は問題ありません。
「デオトイレ 複数ねこ用」はおしっこの色も分かるので、ここ数年、このシートを使い続けています。
デオトイレ 複数ねこ用消臭・抗菌トイレシートのデメリット
デオトイレ 複数ねこ用トイレシートのデメリット。
これも、システムトイレの宿命で、ランニングコストが一番の問題。高いんです。。。
ホームセンターでは、8枚入りで840円程度で販売されていることが多いですね。
週に2度のシート交換だと夏場はニオイがすること。。。
寒い冬の時期は感じないのですが、7月・8月はニオイが気になります。
単純に部屋がおしっこ臭くなるのです。
ニオイに関しては、トイレの汚れとも関係してくるので、シートやチップだけの問題だけではありませんが、最終的に尿を受け止めるシートの消臭効果に期待してしまうのです。
システムトイレでニオイが気になる時は水洗いが必要
長年使い続けている我が家では、週に一度はトイレを水洗いします。
水洗いに関しては、夏・冬関係なく行っています。
掃除の仕方は、ホースで水をかけながら一度全体を流し、次に、人間のトイレ用洗剤をクツを洗うブラシにつけてゴシゴシ洗います。
使う洗剤は「塩素系洗剤」を使います。
なぜかと言うと、消臭・除菌効果が高いからです。
ゴシゴシ洗ってから、泡がついた状態で10分ほど放置します。
この放置時間で消臭と除菌を促すのです。
ただし、「酸性洗剤」は、プラスチックには強すぎて、傷みの原因になるという説もあるので注意してください。
なぜこのように週に一度の水洗いをするかと言いますと、弟猫が神経質で、トイレが汚れていると入らないからです。
これが原因で、また『下部尿路疾患』になってしまったら可愛そうなので、面倒でも掃除しています。
5日ほど入院しているときに見舞いに行ったとき、慣れない病院の環境の中、ゲージの隅で不安げにうずくまっている姿が忘れられないので、トイレ掃除は習慣にしています。
猫用トイレシートのまとめ
トイレシートについては、今も模索中ですが、2匹の猫を飼っていて、オシッコの量が多い我が家の場合、今のところ、これしか使えません(※)。
※週に2度の交換という条件で
新しいものが出れば試すことを繰り返すと思うので、問題になるランニングコストや保水力がクリアされ、安くて良いものがあれば、紹介します。
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